+ MTB ■マウンテンバイク Club La.sista

2019年MTB全日本選手権 Report.

今年の全日本選手権は秋田県は田沢湖町にその会場を移しました。
田沢湖でのMTBレースの歴史は古く1995年に「MTB全日本選手権シリーズ」の一戦として初開催。その後は2004年、2007年、2008年と3回の全日本選手権が開催された場所です。

Club La.sistaからはXCO男子マスターズに坂田選手、店主の2名、XCO女子エリートに昨年度ナショナルランキング3位の平田選手がエントリー。

週間天気予報では、ほぼ雨の日が続いていたため、マッドコンディションの中での戦いと覚悟を決めて臨んだのですが、予報に反して土日ともに快晴。
しかし前日は局地的な雨に襲われたらしく、路面は所々ウェット。

とはいえ、マッドタイヤが必要な程ではなく…と思うものの森の中は余り風が抜けないこと、近くに滝があり湿度を含んだ風で急激には乾かないだろう、と予想しながら試走を重ねます。

7/21(日)決勝当日は予報とおり快晴。気温もみるみる上昇、それでも時折吹く風は冷たさが残っていて東北を感じます。

10:06 XCO男子マスターズがスタート。周回数は3周回といつもの感覚では1周少ない感じ。そのためスタートドリンク、補給もスプリント仕様で対応。
積極的にシリーズを転戦する坂田選手はスタートの混乱にも巻き込まれることなく淡々と周回を重ね52名出走中44位で完走。
店主は一時、最後尾まで落ちるものの最終周回に少しLapTimeを上げることができ34位で完走。


女子エリートは11名が出走。昨年度Champの今井選手をはじめCX Champの松本選手、DH&XC Champ経験者の末政選手、さらにはベテラン・レジェンドライダーのひとり小林可奈子選手など競合がひしめきます。

そんななか平田選手は落ち着いた走りと事前の暑さ対策で着々と順位を上げ5位でフィニッシュ。

各選手、やり切った想い、やり残したこと、様々な思いがあるかと思いますが、今までとは違う会場での全日本選手権を楽しむことはできたことでしょう。

Club La.sistaとしてMTB全日本選手権にチャレンジして今回が4年目(CJは5年目)その中には試走中の怪我で決勝を断念したこと、日常生活の中で起こしてしまった怪我、現地でのセットアップや走りの迷い、様々なことがありましたが毎年、すこしづつではありますが各選手、Clubとしても進歩していると実感できた大会でした。
関西から片道900㎞。とても気軽に、とは言えない距離ではありますが「全日本選手権」だけが持つ特別な雰囲気と364日、この日の為に脚を磨いてきたトップライダーの気迫は大きなモチベーションに繋がり、また多くの実戦的データを蓄積することができます。

Club La.sistaはまた来年も全日本選手権の舞台に立てるよう、各選手トレーニングに励み、この経験は皆さまの日々の自転車生活に必ずフィードバックさせて参ります。

Coupe du Japonはいよいよ後半戦に突入、次戦は8/11の白馬大会です。各選手、一戦一戦悔いのないよう、店主も選手が安心してRaceを戦えるようサポートして参ります!


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