■マウンテンバイク 新製品・入荷情報 雑記・四方山

乗ると実感。SRAM Transmission System への進化の意味。

SRAMの話題の新型コンポーネントシステム「Transmission」を軽く試乗させて頂きました。
ダートフリーク 様、貴重な時間、ありがとうございます。

普段はXX1 EagleをXC Racingで使用するLa.sista店主のファーストインプレッションです。

先ずは「変速ショックが少ない」

軽い登坂でトルクを掛けながらシフトダウンをしてみると、従来品の「ゴリッ!ゴリッ!」という足に伝わる変速ショックが殆どありません。

既に各メディアでの記事では「滑らかな変速…」などと伝えられていますが、なるほど、こういう事なんですね。

年々、過酷さと過激さを増すMTB Racingの世界において、瞬間的に加わる強烈なトルクに負けず、一瞬のシフトタイミングを逃さない為のアップデートである事はスグに理解できました。

RDの動作速度はどうでしょう?従来モデルとあまり変化は無いような気がしますが、そもそもこのSystemの意義は変速の速さではないでしょう。

そもそも、FrameからRDハンガーを介して変速機が取付けられている以上、変速時の「たわみ」から発生する動きの損失はある意味、宿命といえます。

また、変速性能やシフトタッチに関しては、スプロケットの硬さも影響しますし、RDハンガーも「ヤワ」なモノは徐々に変形してゆく事があります。

Transmission Systemはそんな「中間での変形ロス」を現時点では究極的に抑える事ができるといえます。

昭和~なライダーの店主は「変速時には アシ の踏み込みをやめて優しく変速しなさい」と教わりましたが、そんなテクニックも何れは過去のモノへとなってゆくのかもしれませんね。

現時点ではこのSystemを搭載できるBikeは限られていますが今後はこのSystemが搭載できる仕様のFrameが中心になってゆく事は間違いないでしょう。

ちなみに、従来の「EAGLE AXS」も暫くは併売との事ですので、既にEAGLE AXSをお使いの方はご安心下さい。

ただ、今後、Bikeの買換えやアップグレードを考えている方は「これから自分が求めてゆく性能や欲しくなる、必要となる性能」をシッカリと考えた上での選択をして頂きたいと思います。

※車体の価格と組立てについて
La.sista規定のチューンナップアセンブルで組立て、納車させて頂いたBikeは以下のサービス、保証が付帯します。
・定期点検 生涯無料
・各部微調整、簡易メンテナンス 生涯無料
・車体アクセサリ ご購入取付工賃 生涯無料
・各種メンテナンス工賃 20~50%割引
・当店主催イベント 参加無料
・Club La.sistaへのご招待
 詳しくは店頭にてお問合せ下さい


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