CJ八幡浜 防風から始まった大会も撤収の頃には青空が見え隠れするようになりました。

Day.1の3時間耐久、トップエリート選手のXCCなど初日からたくさんのプログラムがありました。通常、MTBレースは、1日目にコース試走、2日目に各カテゴリの決勝が行われます。
今回のような試走時に雨、しかも強烈な雨の場合は「試走をすべきか、しないべきか」いつも悩みます。
結局のところ、その時の機材やレース機材(クルマや持物など全て)によって正解は異なります。始めて走るコースであれば、どうにかして「コース一周」はしておきたい=試走をしなければなりません。
「試走をするのであれば、どんな装備が必要か」
「試走をしないのであれば、どうやって決勝までにコースを確認するか」
大抵は決勝当日に、短い時間ながらもコース試走の時間が設けられていますので、天候の回復予測次第では、当日朝に試走を行う事ができますが、自分の出走するレースまでの時間を考慮して、
「もしタイヤを変えたくなった場合は対応できるか」
「ドロドロになったバイクの洗車とケアはできるか」
など、まさに分刻みで考えなければなりません。ゆえ、レースは様々な経験と引き出しが大切になるのです。
開幕戦、菖蒲谷に続いてのマッドレースとなった八幡浜国際MTBレース。
泥濡れになったウエアやバイク、レース機材の痛み消耗とケアは大変ですが、その代わり「マッドレースを遂行する」という経験は確実に積んでいます。
MTBレースを始めたばかり、の人は「もうこんな大変な泥レースなんて嫌!」とMTBやオフロードレースをキライになってしまうかもしれませんが、日常生活を普通に生きている中で、全身泥濡れになる事なんて、そう経験する事はありません(まぁ大抵の人は経験しない、する必要性はありませんが)が、そんな非日常の先に想いも寄らぬ愉しさがあるかもしれません。
そんな愉しみの扉の向こうにご興味ある方、La.sistaはいつでもお待ち致しております。

















