ディスクブレーキのパット交換のお話。
パッド交換工賃は￥2000+税（片側）です。※2022年10月現在
ちなみに当店ご購入Bike、Clubメンバーさんは2割引きです。
「高いなー、あんなのピン外してチョロっと差し替えるだけなのに…」
と、いう声があったのでLa.sistaで行っている作業をご案内します。
１．キャリパーのクリーニングとピストン調整
ブレーキダストを放置しすぎると、ピストンの動きと共に汚れが内部に引き込まれ、オイルが究極に汚れます。
さらにダストの引き込みによる各部品の摩耗などにより、稀に左右のピストンの動きにバラツキが生じます。そこでピストンを片側づつ「出して」クリーニングののち、動作確認を行います。
２．ディスクローターのクリーニング
主に「オイル吸着」の疑いのある場合はラストリムーバー、脱脂剤を駆使してクリーニングを行います。
ローターに限らず金属の表面は「小さい凸凹」があり、オイルはその隙間にも入り込んでいます。そのため、速乾性の脱脂剤だけではオイルを除去する間もなく乾いてしまいます。
なので、鉄粉まで除去するケミカルを使い、じっくりと汚れ、油分を取り去ります。
３．パットクリアランス調整
上記の作業を無事、終えたらパットクリアランスを調整します。ローターが歪んでいる場合はさらに「ローター修正」を加えます。
これらの作業は、それぞれバラでもお受けしております。（ロータークリーニングのみ など）もちろん、パッドのみの差し替えにもお応えしています。
しかしながら、よほど普段のお手入れとアジャストが行き届いていないBikeでは無い限り、新しいパッドの性能を発揮、寿命を延ばすための作業は難しい場合が多いです。
従いまして、パッド交換は上記の作業を含んだ内容としています。
それでも「高いな～」と思う方はゼヒ、ご自身で行う事をお勧めします。沢山のケミカルの中から良いモノを探しだしたり、作業性を向上させる工具を作ったり、サイコーに愉しい時間を過ごせます。
最後に、これらの作業は概ね前後で40～60分は掛かりますので、基本はBikeお預かり、または予約にてお承りしております。
緊急性などを考慮しますが、作業時間（お預かり）につきましてはご理解の程、お願い致します。
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