マウンテンバイク 雑記・四方山

部品ひとつ、ひとつ に物語があります。

90年代半ば。世界はMTBブーム全盛。ちょうど、今のRoadとMTBの立場が真逆でした。

1974年にこの世に生まれたMTBは、まだまだ発展途上で車体メーカーも部品メーカーも様々なアイデアを生み出し切磋琢磨し、小さな倉庫に工作機械一つで新しいアイデアをカタチにする情熱をもった若者もたくさん居ました。

いわゆる、アメリカンカスタムパーツです。

余談ですが、いまでこそ一般的になっているV-Brakeですら「マリノベイティブ」という名前で92年だったかな、世に出たのが原型ではないか、と思います。

しかし、MTB人気が高まるにつれてより高性能、高機能を追求すると同時にAsianメーカーが台頭してきました。

「今までと同じ見た目、機能なら、こっちの方が安くて良いね」

そんな声がチラホラ聞かれるようになり、さらに追い打ちを掛けるかのようにMTBブームも下火に。アメリカ主導だったMTB Racingもアトランタ五輪でXCが正式種目となり、徐々にヨーロッパへと覇権は移ってゆき、カスタムパーツを生み出していたメーカーも廃業に追い込まれてゆきました。

20数年経た今。

そんなMTBカスタムパーツの厳しい冬の時代を生き抜いて、今も当時と変わらぬ情熱でパーツを生み出しているメーカーもいくつかあります。

PAUL Compornents もそんなメーカーの一つです。

久々に手にするこの小さな箱の中。

無造作に包まれたアルミの塊と対面するときのワクワク感は、何とも言えません。今も時代の変化にあわせてメーカーを存続させてきた人たちに感謝です。

性能や機能性を追求するのも良いですが、たまには「つくり手の思い」と「背景」がつまった部品でお気に入りの一台を仕立てるのも良いでしょう。

MTBカスタムの今昔物語から今の時代に合わせた自由なBike作りもLa.sistaはお手伝いさせて頂きます。

 


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